流体マッピング(Maya)

流体にディテールを追加すると、どうしてもボクセル数や、全体のシミュレーションの再計算にかかる時間が増加してしまいます。この増加は、PCのメモリと処理時間により制限を受けるため、解像度を上げてシミュレーションを走らせると、すぐにメモリ量が増え、処理時間も長くなります。この制限条件を回避するために、FumeFXは、流体マッピング(Fluid Mapping)を実装し、煙にビジュアルディテールを追加します。これは基本的には、時間とともに流体と動く、ワールドテクスチャ座標です。煙や炎のようなチャンネルのため、レンダリング時に使用するには、シミュレーションの実行中に作成する必要があります。

– 流体マッピングにより、3Dプロシージャルテクスチャをフローにオーバーレイできます。これにより、ディテールが飛躍的に増え、炎や煙の動きにぴったりと一致させることができます。しかもシミュレーション時間は最小限の増加にとどまります。

– また、プロシージャルテクスチャのパラメーターは、オリジナルのシミュレーションを再計算しなくても微調整が可能です。

 

 

 

 

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