ソース(Maya)

FumeFXのソースは、どのシミュレーションにも重要な要素です。ソースは、温度、燃料、煙などのいろいろなシミュレーションとシミュレーションの動作を収めたコンテナーです。

– Simple Sourceは、プロシージャルに作成された、ボックスや球体、シリンダーの形をしたエミッターで構成されています。これにより、炎や煙、温度、速度をグリッドに追加、また、既存の放出物を減少させることができます。Simple Sourceを使用すれば、風、キャンドル、トーチ、爆発、煙などが簡単に作成できます。各チャンネル内で放出物をカスタマイズするには、マスクとして3Dプロシージャルテクスチャマップを使用できます。

– Object Sourceを使用すると、ジオメトリックオブジェクトに炎や煙を作成でき、固体または空洞として扱うことができます。Simple Source同様、放出されるチャンネルにはすべてマスクがあります。全ての2Dや3Dのテクスチャマップを使用できます(マップ内の単一のRGBコンポーネントの使用も可能)。マスキングの簡単な例としては、炎が、有効なしきい値を使用したノイズマップによりコントロールされた表面に広がるという概念です。

– Particle Sourceは、ソースとしてMayaパーティクルシステムを使用しています。各パーティクルは、決められた半径で、Simple Sourceのように動作します。すべてのパラメーター(半径、チャンネルエミッション)は、パーティクルごとに変動します。ベジェカーブは、パーティクルエイジ、パーティクル速度、放出距離、オブジェクトの距離と数式に依存するパラメーターのコントロールを行います。

– FumeFXのソースは、燃料、煙、温度、煙および速度チャンネルのソースとして、別のFumeFXシミュレーションを使用します。

– また、ソースは、ボクセルデータを読み込む特別なコントローラーにより、どのチャンネルの数値にも影響を与えることができます。実際には、これは、ボクセル内の温度(または他の既存データ)がユーザー定義のしきい値よりも高い、もしくは低い場合に、ソースが燃料を放出できるということです。

 

 

 

 

>> ページトップへ