パーティクルオペレータ(3ds Max)

FumeFXは、3ds Max、Thinking Particles (TP) およびParticle Flow (PF)の主要なパーティクルシステムと完全に統合しています。2つのシステムがFumeFXのParticle Sourcesとして機能することができます。また、FumeFXには、同等の機能を備えた3つのオペレータがあり、各システムに影響を与えます。最も重要なのは、FumeFXとこれらのパーティクルシステムが、同時に相互作用を及ぼすということです。

– FumeFXのパーティクルオペレータは、Birth、Test、Followの3つです。各オペレータには、次のような機能があります。Birthは、煙や炎、速度や他のチャンネルによる特定のグリッドエリアでのパーティクルの生成に、Testは、そのようなチャンネルに基づくイベントのテストに、そしてFollowは、炎や煙の動きの後を追うパーティクルの流れに、それぞれ影響します。

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– TP Probeオペレータは、Thinking Particles固有のオペレータです。これは、Testオペレータを使っていくつかの利用可能な機能を分離させるもので、主な目的は簡便性です。TP Probeオペレータは、特定のポイントやパーティクルポジションからチャンネルの数値を抽出します。これにより、パーティクルのプロパティの調整や、FumeFXのシミュレーションに依存するシーンイベントを引き起こすことができます。

– 下の画面は、FumeFXのTP ProbeオペレータがFumeFXをサンプリングして速度を入手する設定を示しています。このように設定された速度は、TPの剛体シミュレーションにより決定するパーティクルを押し出すために使われます。

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– Thinking Particlesは、ジオメトリ出力を使っても、FumeFXのシミュレーションに影響を与えることができるため、現実性のあるディテールをTPシーンに追加するには、FumeFXが最適です。

– 下の画面は、FumeFXソースの放出物である速度をコントロールできるTPオペレータを示しています。Thinking ParticlesのParamBlockオペレータを使用すれば、FumeFX内のほとんどすべてのパラメーターに影響を与えることができます。この場合は、カスタムルールに基づいたFumeFXシミュレーションステップの調整に使用されています。

 

 

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